映画「ボディーガード」の息子役「フレッチャー」が語る、撮影現場でのホイットニー
30年前、映画「ボディガード」でホイットニーの息子、「フレッチャー」役を務めたデヴォーン・ニクソン。父親はL.A.レイカーズの伝説的プレーヤー、ノーム・ニクソンで、この度米HBOネットワークの新番組『The Rise Of The Lakers Dynasty』で自らの父親役を好演している。
デヴォーンは幼少の頃より子役として超ヒット映画に出演しているが、その一つがアーノルド・シュワルツネッガー主演の「ターミネーター2」そしてもう一つが、ケビン・コスナーとホイットニー主演の「ボディガード」である。
「ボディガード」の中で、ホイットニー演じるレイチェル・マロンの息子役を務めた経験について、デヴォーンはこう答えている。
「ホイットニーは撮影中、セットで僕のことを守ってくれる保護者のような存在だった。ホイットニーと僕は、すごく仲が良かったんだ。」
撮影の合間に、ホイットニーは自分のトレーラーにデヴォーンを呼び、彼に歌いかけたり、聖書の一節を読んで聞かせたりしたそうだ。ホイットニーと共に過ごした時間についてデヴォーンは「素晴らしい経験だった」と語っている。
だが、デヴォーンはホイットニーのことを一度激怒させてしまったことを覚えている。
「ホイットニーにタバコを吸ってもらいたくなかったんだよ。だからこう言ったんだ。『ねえ、そんなに素晴らしい歌声を持っているのに(タバコなんか吸っちゃダメだよ)』って。そして僕はホイットニーのタバコのパッケージを掴んで、トイレに流して捨てたんだ。」
そうしたらホイットニーはすごーく怒ったんだよ!だけど怒り続けるわけにも行かないよね、その時僕はまだ子供だったし』
子供好きなホイットニーの性格を考えると、デヴォーンに見せた怒りはおそらく演技と思われる。息子を演じたデヴォーンの真摯な一言を、ホイットニーは一体どう受け止めたのか。
出典:https://www.cheatsheet.com/entertainment/the-bodyguard-whitney-houstons-co-star-flushing-cigarettes-toilet.html/