R & Bシンガー、モニカが語るホイットニー・ヒューストンがくれた大切なアドバイスとは

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わずか14歳でデビューし、「So Gone」「Angel of Mine」「For You I Will」数々のヒット曲を誇るR & Bシンガー、モニカ。ホイットニーとは「天使の贈り物」のサウンドトラックの一曲、「Somebody Is Bigger Than You & I」で共演。ブランディーと同じく、個人的にもホイットニーと親しかったモニカにはホイットニーの特別な思い出がある。

モニカはホイットニーが亡くなった時、ビバリー・ヒルズ・ホテルにいた。ホイットニーと会話をしてから1時間もしないうちに、彼女はホイットニーが亡くなったことを知った。

『誰に何を言われようと、何をされようと、自分が誰なのか、絶対に忘れてはダメよ』自分の存在には意味があり、価値がある、ということ。それが私がホイットニーから学んだ一番大事なレッスンだった。他の人に与えることに夢中になって、私が自分自身のことを大切にしていなかったのが、ホイットニーには見えていたんだと思うの。(涙を拭く)

私が18歳の時(2000年)、一度にいろいろな災難が重なった。祖母と従兄弟が亡くなっただけじゃなく、元ボーイフレンド(Jarvis Weem)が私の目の前で自殺した。そんな時、前触れもなくいきなり大きな黒いトラックが3台やってきて、その中からホイットニーが飛び出してきたの。」

驚いた隣人たちが外に出てきて、ホイットニーの姿を見て仰天。近所は大騒ぎになった。車から下りたホイットニーは大声で尋ねる。『モニカはどこ?あなたたち彼女がどこにいるか知っているわよね?』

「その時私が滞在していたのはジョージア州の中でも、人々が怖がって車でも通りたがらないような、危険なエリアだったの。そんな場所に、彼女はわざわざ私を心配して訪ねてきてくれただけじゃなく、しばらくの間私と一緒に滞在してくれた。私が18歳の頃から彼女が亡くなるまでの間、ホイットニーは私にとっていろいろなアドバイスをくれる、真のメンター(心の支えになる指導者)だったわ。」

ホイットニーのレガシーについて聞かれ、モニカはこう答えている。

「彼女のような(素晴らしい)声はこの世界に二つと存在しないわ。そして彼女は他の誰よりも多く犠牲を払わなければならなかった。

これは私がホイットニーと撮った写真の中で一番好きな一枚なの。私は彼女のお腹を触っているでしょう?当時ホイットニーは妊娠していたの。でもその赤ちゃんは流産してしまった(1996年12月)「ボディーガード」の最中にも彼女は流産しているわよね。

ホイットニーはキャリア中、人々にエンターテイメントを届けるために、幾度も自分自身を犠牲にしていた。私達にこんなに多くを与えてくれた女性のことを失礼に扱うことなんて、決してしてはならないことよ

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